あなたは「ごめんなさい」を選びました

本当に申し訳ないけど、今はそれどころじゃない・・・

あなた「ごめんなさい・・・実はこの後用事があって、もう出なきゃいけないんです・・・」

山田「そうでしたか。失礼しました💦」

山田さんは申し訳なさそうにそう言うと、空いていた隣の席に腰を下ろします。

あなたは心の中で山田さんに謝りながら慌てて店を出ました。

すると。

何と、先ほど見かけた片思いの中の彼と知らない女性にバッタリ出くわしてしまいました。

あなた「！？」

驚きすぎて、一瞬言葉を失いましたが、あなたは気持ちを切り替えて彼にこう言います。

あなた「お疲れ様です」

片思い中の彼「・・・お疲れ様です」

あなたはそのまま頭を下げて立ち去ろうとしましたが、その瞬間にお店から出てきた山田さんに呼び止められました。

山田「スマホ！忘れてますよ！」

あなた「え」

あなたは慌てて鞄の中を見ますが、そこに入っているはずのスマホは入っていません。

あなた「すみません！ありがとうございます💦」

あなたはペコペコと山田さんに頭を下げます。

山田さんはあなたにスマホを渡すと、さわやかな笑顔を残してお店に戻っていきました。

いい人ですね。

山田さんの姿を見送ってから振り返ると。

いつの間にか片思い中の彼の姿は消えていました。

あなた「・・・・」

結局、誰だったんだろう・・・

気になる。

今度彼に聞いてみようかな・・・

さて。どうしますか？

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