あなたは「全然大丈夫です!」を選びました
あなた「全然大丈夫です!ありがとうございます」
正直、立っているのがやっとな状態でしたが、あなたは必死でそう言って笑顔を作ります。
美しい男性「顔、真っ青ですけど・・・本当に大丈夫ですか?」
美しい男性は心配そうにそう言ってあなたの顔を覗きます。
もしかして、悪い人じゃないのかな・・・・
あなたがそう思い始めた時。
「あれ?どうした?」
出勤途中の同僚の髙木くんがあなたに気付いてくれて、声をかけてくれました。
髙木くんはいつだってタイミングがいい。
あなた「ちょっと貧血起こしちゃって💦」
髙木「大丈夫?」
あなた「大丈夫ではないかも💦」
あなたが髙木くんとそんな話をしていたら、美しい男性がその場を立ち去ろうとしています。
あなたが慌てて
あなた「あの!ありがとうございました!」
と声をかけると、美しい男性は記憶をなくしてしまいそうなほどに見目麗しい微笑みを見せ去って行きました。