/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード21 「落ち着いた?」 私が泣き止んだ頃、有岡くんは私の顔をのぞきこんでそう言った。 こんな顔、見られたくなかったから、部屋が薄暗いのがありがたかった。 「・・・ごめんね・・・こんな・・・迷惑だよね […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード20 「いただきまーす!」 目の前には運ばれてきた生姜焼き定食がふたつ。 有岡くんと私は2人で声をそろえてそう言うと、生姜焼きを口へと運ぶ。 「おいしい!」 有岡くんおすすめの生姜焼き […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード19 髙木くんが帰った後。 私は、とにかく「無」で仕事をすることにした。 何も考えないで時間を過ごすためには、とにかく「無」だと。 それからどれだけ時間が経っていたのかは「無」になって […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード18 今日。 私は休日出勤をしている。 なるべく何も考えたくなかったからだ。 会社にいれば仕事の事だけ考えていられる、そう思った。 ・・・が。 なかなかそうもいかなかった。 ふとした瞬間に色々思い出してしまう。 […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード16 出張二日目は滞りなく過ぎた。 私は、何もミスをしなかった事に心から安堵した。 これで今日もミスなんてしてしまったら、切腹しても足りないほどお詫びをしなければならない所だ。 それを避けることが出来て、本当によかった。 &n […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード15 今日は山田さんとの初出張当日! だったのだが・・・ 「ほんっっっっっっとごめん・・・」 私は今、山田さんに深々と頭を下げている。 説明会一日目が無事終わったのは山田 […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード14 「まゆみ、山田、ちょっと」 部長が山田さんと私の名前を呼び、手招きをする。 ・・・? なんだろう。 山田さんと私はお互い目を合わせ首をかしげる。 そし […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード13 髙木くんが言うから有岡くんのマンションの前まで来てみたけど ・・・どうしよう。 急に行くと迷惑だよね。 しかもさっきから何度もスマホを見てるけど全然LINEが既読に […]
/ 最終更新日時 : さるえる 妄想小説Walk2 エピソード12 「でね!今日の有岡くん本当にイケ散らかしてて困っちゃった!」 仕事が終わり。 私は髙木くんと飲みに来ている。 「イケ散らかすって」 「ふざけてるとはいえ、「うまくいってるんじゃないか?」って言 […]