2017 Birthday Story 髙木雄也

「実は今日俺誕生日」

 

会社でコーヒーを飲んで休憩していたら髙木くんがやってきて嬉しそうにそう言ってきた。

 

「そうなんだ!おめでとう!」

「ありがとう」

 

おめでとうと言われて髙木くんはちょっと嬉しそうだ。

こういう可愛い所がある。

 

「3/26かあ・・・サブローの日だね」

 

人の誕生日とかは結構語呂合わせで覚えようとする私。

 

「何それ?」

「語呂合わせ。さあ!風呂!でもいいけど(笑)」

「どっちでもいいよ(笑)」

 

どうでもいい話に髙木くんは笑ってくれる。

笑ってくれるから、安心して色々話すことが出来る。

 

「え、髙木さん、今日誕生日?」

 

どこで聞いてたのか、有岡くんがそう言いながらやってきた。

 

「そう」

 

うなずいた髙木くんに有岡くんはやたらと大げさに

 

「あーーーー残念だったなーーーーーもっと早く聞いてたらプレゼント用意出来たんだけどなーーーー!」

 

という。

 

「くれる気ねーだろ(笑)」

「いやー残念残念」

 

髙木くんのツッコミにもめげずに残念残念言う有岡くん(笑)

 

「え?何?髙木今日誕生日なの?」

 

今度は八乙女くんがやってきた。

 

「そうだよ」

「うわーーーーもっと早く聞いてればなーーー!プレゼント買えたのにーーー!残念だなーーー」

「それもうやったよ(笑)」

 

八乙女くんのかぶせに有岡くんも嬉しそうにツッコむ。

 

「あ、やった?」

「やった」

「ま、いーや。髙木、おめでとう!」

 

わざとらしく有岡くんに確認した後で八乙女くんは髙木くんを祝福する。

 

「髙木さん、おめでとう!」

 

有岡くんもそう言って拍手。

 

「おめでとう!」

 

私もそれに乗っかって拍手する。そして。

 

「今日はちよこさんと過ごすの?」

 

と聞いてみる。

 

「うん」

「そっか♪」

 

仲よさそうで何より♪

 

「何するの?」

「何だろうな?手料理食いたいとは言っといたけど」

 

有岡くんの言葉にさらっと答える髙木くん。

それに有岡くんは「いーなー」と全力でうらやましそうだ(笑)

 

「きっとおいしい手料理と気の利いたプレゼントが待ってるね♪楽しみだね♪」

「うん♪」

 

思わずテンションが上がった私と同じぐらい嬉しそうな顔でうなずく髙木くん。

子供みたいでとても可愛い♪

 

今日は素敵な一日になりそうだ♪