夜になりました
すっかり日も暮れ、辺りは真っ暗です。
あなたが裕翔に誘導されてたどり着いたのは、とある河川敷でした。
裕翔「今日はここから花火を見るんだよ」
あなた「花火?冬なのに花火が上がるの?」
裕翔「そう!冬は空気が澄んでるからきっと綺麗だよ」
裕翔はそう言いながら、カメラを用意しています。
花火の写真を撮りたかったようです。
ほどなくして、花火が打ちあがり始めました。
あなた「わぁ!キレイ!!」
花火の綺麗さに思わず笑みがこぼれます。
カシャカシャカシャ
隣では裕翔が写真を撮っています。
あなたは気にすることなく花火を見続けます。
裕翔とあなたはしばらく無言で花火を見ていました。
2人で同じ時間を過ごす喜びと、キレイな花火にうっとりです。
裕翔「綺麗だったね」
花火が打ち終わると、ようやく裕翔が口を開きました。
あなた「うん!すごく綺麗だった!」
裕翔「良かった」
裕翔はそう言うと、軽く空を見上げながら言葉を続けます。
裕翔「今日、どうしてもキミと一緒にこの花火を見たかったんだ。・・・ていうか、花火を見ているキミを見たかったのかも」
あなた「えっ・・・」
裕翔「ほら。すごく綺麗」
裕翔はそう言い、カメラのモニターをあなたに見せてくれます。
そこには、花火とともに、あなたの笑顔も映っていました。
あなた「え!私の事撮ってたの!?」
裕翔「うん。思ってた以上に綺麗だった」
あなた「裕翔・・・」
「綺麗」と言われたあなたは照れてしまい、下を向いてしまいます。
そんなあなたを見て裕翔は微笑むと、優しい声で語り掛けました。
裕翔「また来年も一緒に見に来ような」
あなた「・・・うん♡」
おめでとうございます!
MISSIONクリアです!